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60代で気づいた釣りの怖さ──「もう若くない」と認めた日から選んだライフジャケット ダイワDF-2608の話

あの日、足が震えた──水辺で感じた「老い」の恐怖

朝5時。いつもの堤防に立った私は、これまで何百回と歩いてきたコンクリートの端を、初めて「怖い」と感じていました。

波しぶきで濡れた足元。わずか30センチ幅の通路。その先には、冷たく黒い海面が広がっています。

「…足が、動かない」

若い頃なら何も考えずに歩いていた場所です。でも今日は違う。右足を一歩踏み出そうとした瞬間、膝がわずかに震えました。バランスを崩す自分を想像してしまったのです。

もしも落ちたら、私は泳いで戻れるだろうか?

答えはわかっていました。——いいえ、無理です。

そもそも私は泳げません。そして今の私には、若い頃のような俊敏さも筋力もありません。

「なんで今さら怖くなるんだ…」

悔しさと情けなさが混ざった感情が、喉の奥に詰まりました。釣りは私の人生そのもの。30年以上続けてきた、唯一の誇れる趣味です。それなのに。

「もう歳だから、危ないよ」

妻は最近、私が釣りに行くたびにそう言います。心配してくれているのはわかる。でも、その言葉を聞くたびに、自分が「役立たずの老人」になっていくような気がして、胸が苦しくなるのです。

見て見ぬふりをしてきた「体の変化」

思えば兆候はありました。

  • ロッドを一日振り続けると、翌日は肩が上がらない
  • テトラポッドを飛び移る時、着地の衝撃が膝に響く
  • 夜釣りの後、車の運転で視界がぼやける
  • 重い荷物を持つと、すぐに息が切れる

でも認めたくなかった。「まだ大丈夫」「気のせいだ」——そう自分に言い聞かせ続けてきました。

それが、あの日を境に変わりました。

目の前で起きた「転落事故」という現実

6月の梅雨の晴れ間。隣の釣り座にいた60代くらいの男性が、足を滑らせて海に落ちたのです。

バシャーン!

鈍い水音。悲鳴。駆けつける人々。

幸い、その方はライフジャケットを着けていました。すぐに浮き上がり、周囲の助けで引き上げられましたが——

「もしもライフジャケットがなかったら」
「もしも助けが間に合わなかったら」
「もしもあれが自分だったら」

その夜、布団の中で何度もシミュレーションしました。冷たい海水に沈む感覚。パニックで息ができない恐怖。家族の泣き顔。

朝まで眠れませんでした。

「プライド」と「現実」の間で揺れた日々

翌日、私はパソコンの前に座り、検索窓に「ライフジャケット」と打ち込みました。

でも、カートに入れるボタンは押せませんでした。

「これを買ったら、『もう若くない』って認めることになる」

画面を閉じました。また開きました。また閉じました。

スマホに妻からLINEが届きました。

「今日も釣り?気をつけてね」

その一言が、胸に突き刺さりました。

家族を不安にさせている自分への罪悪感

私には孫がいます。まだ5歳の男の子。

「じいじ、今度釣り連れてって!」

あの笑顔を見るたびに思います。——この子が小学生になる頃まで、私は釣りを続けていられるだろうか?

それとも、無謀なプライドのせいで、もっと早く終わりを迎えることになるのか?

妻は何も言いませんが、私が釣りに行く前の「行ってらっしゃい」の声が、以前より小さくなった気がします。きっと、心配しているのでしょう。

でも、私は釣りを諦められない。

釣りのない人生なんて、考えられない。

だったら——。

ついに決断した日

「よし。買おう」

あの事故から2週間後、私は決めました。

プライドを守って危険を冒すより、安全を確保して釣りを続ける方がよっぽど賢い。

そう自分に言い聞かせ、ライフジャケット選びを始めました。

ベルトタイプ vs ベストタイプ、泳げない私の選択

最初に迷ったのは、「ベルトタイプ」か「ベストタイプ」か、という点でした。

ベルトタイプ(腰巻き式)のメリット:

  • 動きやすい
  • 暑い日でも快適
  • 見た目がスマート

でも、泳げない私には不安がありました。

水に落ちた時、本当に浮けるのか?
パニックになって顔が水に沈んだら?

YouTubeで転落実験の動画を何本も見ました。ベルトタイプでも浮力は十分。でも、浮き上がるまでの数秒間、顔が水に浸かる映像もありました。

その「数秒」が、泳げない人間には永遠に感じるはずだ。

一方、ベストタイプなら:

  • 首元まで浮力体がサポート
  • 自動的に顔が上を向く構造
  • 意識を失っても仰向けで浮く

多少動きにくくても、命には代えられない。

私はベストタイプを選ぶことにしました。

「桜マーク」という安心——国の認証を選んだ理由

次に直面したのは、「どのメーカーを選ぶか」という問題でした。

Amazonで「ライフジャケット」と検索すると、驚くほど安い商品がたくさん出てきます。2,000円、3,000円台のものも。

でも、命を預ける装備を、値段だけで選んでいいのか?

そこで調べて知ったのが「桜マーク」の存在でした。

桜マーク(TYPE A)とは?

国土交通省が定めた安全基準をクリアした証。正式名称は「小型船舶用救命胴衣の型式承認試験」。

  • 浮力7.5kg以上を24時間保持
  • 顔を水面上に維持できる構造
  • 耐久性・強度の基準クリア

つまり、国が「これなら命を守れる」と認めた製品だけに付けられるマークです。

安い製品にこのマークがない理由も納得しました。認証を取るにはコストがかかる。でも、そのコストは「信頼性」への投資なのです。

「家族を安心させるためにも、桜マーク付きを選ぼう」

私はそう決めました。

ダイワDF-2608を選んだ決定的な理由

そして出会ったのが、ダイワ(DAIWA) DF-2608 インフレータブルライフジャケットでした。

選択の決め手となった3つのポイント

① 釣り具メーカーの「わかってる」設計

ダイワは釣り人が何を求めているか、熟知しています。

  • ロッドをシャクる動作を邪魔しない肩周りの設計
  • リールやラインに干渉しない形状
  • ポケットの位置や数

「釣りをする人のために作られている」——これが大きかった。

② 桜マーク認証の安心感

TYPE Aの桜マーク取得済み。国の基準をクリアした信頼性。

妻に「これ、国が認めた安全なやつだから」と説明できる。それだけで、家族の不安も少し軽くなるはずです。

③ 価格と性能のバランス

15,543円という価格は、同クラスの他製品と比べてもリーズナブル。

高級品は2万円超えるものもあります。でも、必要な機能は十分に揃っている。

「これで十分。いや、これがベストだ」

私はそう確信し、購入ボタンを押しました。

実際に使ってみて感じた「本物の安心」

商品が届いた日、私はリビングで装着してみました。

「…意外と軽い」

思ったより違和感がありません。肩のベルトを調整すると、体にフィットします。

そして、次の休日。初めてライフジャケットを着けて釣りに出かけました。

堤防に立った時の「変化」

あの日、足が震えた場所。

今日は違いました。

胸の前のライフジャケットが、まるで「大丈夫だよ」と語りかけてくるようでした。

もちろん、慎重に歩くことに変わりはありません。でも、「最悪の事態」への備えがある——その事実が、心に余裕を生みました。

ロッドアクションへの影響は?

一番心配していたのは、「動きが制限されないか」という点。

結論から言えば、まったく問題ありませんでした。

  • ロッドをシャクる動作→スムーズ
  • リールを巻く動作→違和感なし
  • キャスティング→むしろ安定感が増した

むしろ、ライフジャケットの適度な重みが、体幹を安定させてくれている感覚すらありました。

真夏の暑さは?

7月の炎天下でも使用しました。

正直、暑くないと言えば嘘になります。でも、許容範囲でした。

こまめに水分補給をし、休憩を取れば問題なし。そして何より、「安全」という安心感が、暑さの不快感を上回りました。

釣りを「諦めない」ための、賢い選択

あの日から3ヶ月。

私は今も、週に2回は釣りに出かけています。

変わったのは、「怖さ」が「慎重さ」に変わったこと。

ライフジャケットは、私から釣りを奪いませんでした。むしろ、釣りを続けるための「チケット」をくれたのです。

妻の表情が変わった

ある朝、玄関で靴を履いていると、妻が言いました。

「最近、釣りに行く前のあなた、ちょっと楽しそうね」

そうかもしれません。

以前は、「大丈夫だろうか」という不安と戦いながら出かけていました。今は、純粋に釣りを楽しみに出かけられます。

妻も、以前より笑顔で送り出してくれるようになりました。

孫と一緒に釣りができる未来

「じいじ、いつ釣り行く?」

孫がまた聞いてきました。

「もう少し大きくなったらな。でも、じいじはちゃんと準備してるから、心配すんな」

私は胸を張って答えました。

まとめ:60代からの釣りに、ライフジャケットは「必需品」

歳を取ることは、恥ずかしいことじゃない。
でも、無謀なことは、愚かなことだ。

ライフジャケットを買うことは、「老いを認める敗北」ではありません。

むしろ、「賢く、長く、安全に趣味を続ける」という勝利です。

こんな人に、ダイワDF-2608をおすすめします

✅ 50代以上で、体力の衰えを感じ始めた方
✅ 泳げない、または泳ぎに自信がない方
✅ 家族を安心させたい方
✅ 動きやすさと安全性を両立したい方
✅ 信頼できるメーカーの製品を選びたい方

価格:15,543円(税込)
評価:★4.5(548件のレビュー)
特徴:桜マーク(TYPE A)認証、ベストタイプ、動きやすい設計

あなたの釣りライフを、あと10年、20年と続けるために。

この小さな投資が、あなたと家族の未来を守ります。


よくある質問(FAQ)

Q1. ベルトタイプとベストタイプ、どちらが良い?

A. 泳げる方・体力に自信がある方はベルトタイプでも良いでしょう。ただし、泳げない方、高齢の方にはベストタイプを強く推奨します。首元まで浮力があるため、意識を失った場合でも顔が水面上に保たれます。

Q2. 桜マークは本当に必要?

A. 法律上、船釣りでは桜マーク付きが義務です。陸っぱり(堤防釣り)では義務ではありませんが、命を預ける装備に国の認証があるかないか——その差は大きいと思います。

Q3. 夏は暑くないですか?

A. 正直、真夏は暑いです。ただし、こまめな水分補給と休憩で対策可能。暑さより「安全」を優先すべき、というのが私の考えです。

Q4. 何年使えますか?

A. メーカー推奨は「3年ごとの点検」。ボンベやカートリッジの交換が必要になることもあります。ただし、適切にメンテナンスすれば長く使える製品です。

Q5. 本当に落ちた時に作動しますか?

A. 私は幸い未経験ですが、レビューでは「実際に落ちて助かった」という声も多数。自動膨張式なので、水を感知すれば瞬時に膨らみます。


あなたの安全が、家族の笑顔を守ります。