「また今月も美容院代が…」鏡を見るたび、ため息をついていませんか？ 60代に入り、白髪染めはもはや生活の一部。でも、毎月数万円が飛んでいく美容院代は、家計に重くのしかかりますよね。私も60代前半、長年続けてきた美容院での白髪染めに、正直『このままでいいのかな？』と疑問を感じていました。
美容院代の呪縛：鏡を見るたび募る「もったいない」という心の声
月に一度は必ず美容院へ。白髪が目立つと気分が沈むし、『老けて見られたくない』という気持ちが強かったからです。仕上がりの美しさには満足していましたが、お会計のたびに「このお金があれば、孫に何か買ってあげられたのに…」「旅行に回せたのに…」と、罪悪感にも似た感情が胸を締め付けました。
市販の白髪染めを自宅でする勇気もありませんでした。以前、一度だけ試してムラになり、髪がゴワゴワになった苦い経験があるんです。「もし失敗したら、もっと老けて見えるかも」「髪が傷んで、取り返しがつかなくなったらどうしよう」そんな不安が頭をよぎり、結局、またいつもの美容院へ。まさに『美容院代の呪縛』に囚われていたんです。
なぜ私たちは「白髪染めのジレンマ」から抜け出せないのか？
この「美容院代は高いけど、セルフカラーは怖い」というジレンマは、私だけのものではありません。多くの60代女性が抱える共通の悩みだと、親友の美容師、佐藤花子さんに話したら、彼女も深く頷いていました。
花子さん曰く、「60代になると、髪の水分量や油分が減り、ダメージを受けやすいのは事実よ。美容院のカラー剤はプロ仕様で、髪への負担を最小限に抑えるから、どうしてもコストは高くなる傾向にあるわ」とのこと。私たちの不安は決して気のせいではなかったんですね。美しい髪を保ちたい気持ちと、賢く節約したい気持ち。この二つを両立させる道はないのだろうか？私は強くそう思いました。
転機は親友の言葉から！「格安専門店」と「セルフケア」の賢い組み合わせ
ある日、花子さんに思い切って相談しました。「花ちゃん、私、もう毎月の美容院代が本当に負担で。でも、髪を傷めたくないし、セルフカラーも自信がなくて…どうしたらいいと思う？」
花子さんは、私の悩みに真剣に耳を傾け、こう提案してくれたのです。
「ねえ、実は最近、60代のお客様で、あなたと同じように悩んでいる方がすごく増えているの。だから、私がおすすめしたいのは、『格安の白髪染め専門店』と『自宅での賢い部分ケア』を組み合わせる方法よ」
私は驚いて「え、そんな方法があるの？」と聞き返しました。花子さんは続けます。
「格安専門店って聞くと、ちょっと不安に思うかもしれないけど、最近は技術も向上して、プロの美容師が手早く、でも丁寧に染めてくれるお店が増えているの。特に根元染めだけなら、時間も費用もかなり抑えられるわ。そして、全体染めは数ヶ月に一度、ちゃんとした美容院でプロに任せる。そうすることで、髪への負担を減らしつつ、経済的な負担も軽減できるのよ」
私が実践した「賢い白髪染め」3つのステップ
花子さんのアドバイスに背中を押され、私はさっそく行動に移しました。その結果、私の美容代は劇的に変わり、髪のツヤも失わずに済んでいます。
1. 格安白髪染め専門店で「根元染め」デビュー
自宅から近い格安白髪染め専門店をリサーチし、口コミの良いお店を選びました。初めての時はドキドキしましたが、スタッフの方が手際よく根元だけを染めてくれました。シャンプーとブローはセルフでしたが、費用は驚くほど安く、たった2,000円台で済んだんです！ 仕上がりも自然で、大満足でした。
2. 数ヶ月に一度は「信頼の美容院」で全体カラー＆トリートメント
専門店での根元染めを2〜3回続けた後、3ヶ月に一度はこれまで通っていた美容院へ。全体カラーと、少し奮発して髪質改善トリートメントをお願いしました。プロの目で髪全体をチェックしてもらい、ダメージケアもできるので、とても安心感があります。
3. 自宅での「高機能ヘアケア」を徹底
美容院代が浮いた分、自宅でのヘアケア製品を見直しました。花子さんにおすすめされた、白髪染め後のデリケートな髪に特化したシャンプーやトリートメント、アウトバストリートメントを取り入れました。毎日のケアが、髪のツヤとハリを保つ上でいかに重要かを痛感しました。
この方法に切り替えてから、私の美容院代は以前の約半分にまで抑えられました。しかも、髪の毛は以前よりも健康的に感じられます。花子さんには本当に感謝しかありません。
専門家が語る！60代からの白髪染め「賢い選択」のポイント
花子さんは、他にも60代女性が白髪染めを賢く続けるための具体的なアドバイスをくれました。
「君の場合、根元染めと全体染めを使い分けるのが正解だったわね。でも、他にも選択肢はたくさんあるのよ」と、花子さんは教えてくれました。
1. 格安白髪染め専門店の賢い選び方
- 口コミとレビューをチェック: 仕上がりのムラやスタッフの対応に注目しましょう。
- 料金体系の明確さ: 追加料金やシャンプー・ブローの有無を事前に確認。
- 使用薬剤の確認: 髪への負担が少ない薬剤か確認できると安心です。
2. シニア割引やキャンペーンを最大限活用する
- 美容院のシニア割引: 多くの美容院で提供されています。尋ねてみましょう。
- 新規顧客キャンペーン: 新しいお店を試す良い機会です。
- 回数券やサブスク: 頻繁に通うなら検討価値あり。
3. 自宅でのセルフケアをプロ仕様に引き上げる
- プロ仕様のホームケア製品: 美容師さんに相談し、髪質に合ったものを選びましょう。
- カラートリートメントの活用: 次回染めまでのつなぎに週1〜2回使用。
- 頭皮ケアの重要性: 健康な髪は健康な頭皮から。ボリュームアップや白髪予防に。
「美容代は『消費』じゃなくて『投資』。賢く投資して、いつまでも自信を持って輝き続けることが大切よ」という花子さんの言葉は、私の心に深く響きました。
あなたも「諦めない美しさ」へ一歩を踏み出しませんか？
60代になっても、美しさを諦める必要は全くありません。これまでの経験と知恵を活かして、もっと賢く、もっと自分らしく輝けるチャンスです。
毎月の美容院代に悩むあなたも、ぜひ一度、格安白髪染め専門店を試したり、自宅でのケアを見直したりしてみてください。そして、困った時は、信頼できる美容師さんや専門店に相談することをおすすめします。
「もう歳だから…」と諦めていた私ですが、今では毎月のおしゃれが楽しみで仕方ありません。浮いたお金で、新しい趣味を始めたり、大切な人との時間を増やしたり。美容の悩みから解放されたことで、心まで軽くなったように感じています。
あなたも、この「賢い選択」で、新しい自分を発見する喜びを味わってみませんか？
この記事を書いた人
美咲 | 62歳 | シニア世代の賢い暮らしを追求するwebライター
長年、美容院での白髪染め代に悩んでいた経験から、同じ悩みを抱える方々へ向け、実体験に基づいたリアルな情報発信を行っています。年齢を重ねても、自分らしく輝き続けるためのヒントを日々探求中。